海外鉄道知識
本日訪問数 昨日訪問数 訪問数合計
旅行情報満載 旅行管理者試験対策 旅行会社スタッフにも便利な情報ページ再生中
トップページ To Do リスト 営業スキル ビジネスマナー ビジネス文書・書面 WEB技術 トリップアドバイザー 行程表作成 旅行業界宴会場用語
海外鉄道に関する知識
最近の海外旅行では、欧州地域などの交通手段に、鉄道利用のコースも増えてます。トーマスクック(時刻表)読めるかが重要です。ここでは海外鉄道の基礎知識をまとめます。
ユーロスター


ナポレオンの時代から約200年後、英仏海峡(ドーバー海峡)によって隔てられていた、イギリスとヨーロッパ大陸とを結ぶ構想は現実のものとなりました。 ユーロスター開通当時、ロンドン〜パリ間は一日往復わずか4本で、所要時間は3時間かかりました。ロンドン〜ブリュッセルに関してはさらに少ない本数で、所要時間はこちらも3時間ほどでした。現在はどちらの路線も大幅に増便され、時間も短縮されています。
最高時速は300Km/h、ロンドンからパリまでは約2時間15分、またブリュッセルまでは約1時間50分です。 運行開始から13年が経過した2007年11月14日。イギリス側の駅がセントパンクロス駅(キングスクロス駅)に変更され、ロンドン〜パリ間2時間3分を達成しました。洗練された車両、サービスの行き届いたアテンダント、そして快適な空間。イギリス、フランス、そしてベルギーの3カ国の威信をかけて共同経営されているユーロスターは他の追随を許しません。数ある高速列車の中で、常に星彩を投げかけるユーロスターはまさにヨーロッパを代表する列車なのです。1等の料金には、食事とドリンクのサービスが含まれています。ワゴンサービスで席までお持ちします。2等は食事サービスはありませんが食堂車を利用できます。 1等車の座席はソファーのようにゆったり広々、また2等車ではファミリー用対面シートもある。座席は広々と快適で、1等には食事付きなど、サービスも充実しています。

運転区間はこちら

台北市・台北駅から高雄市・左営駅までの345kmを最高速度300km/h、ノンストップで所要時間90分で結ぶ計画である。同区間は、最速の在来線特急自強号で所要時間3時間59分を要していた

最初の開業によりソウルから釜山までの移動時間は4時間20分から2時間40分へと大幅に短縮された。
TGV
タリス


ヨーロッパの主要都市を結ぶ上品なワインレッドの列車「タリス」。フランス・ベルギー・オランダ・ドイツの4ヶ国を結ぶ超特急列車。タリスが発着するアムステルダム駅は、東京駅丸の内駅舎のモデルになった駅として有名です。是非一度ご乗車になってみてはいかがでしょうか。
「レッドトレイン」の愛称で呼ばれるThalys(タリス)は、その名のとおりワインレッドを基調とした車体と、同じ色で統一されたインテリアのおしゃれな列車です。 ThalysはTGVの車両をベースにデザインされ、ヨ−ロッパの国際路線の中でも特に重要な路線を結んでいます。
Thalysの歴史は1987年に始まります。この年、パリ、ブリュッセル、アムステルダムおよびケルンの4都市間で高速鉄道網を作成するという計画が決定。1995年に、フランス国鉄とベルギー国鉄の共同子会社が設立されました。そして1996年6月2日、パリ〜ブリュッセル〜アムステルダム間で最初のThalysが運行。当初、パリからブリュッセルへは2時間3分、そして、アムステルダムへは4時間47分でした。ついで1997年12月14日、Thalysは計画当初のネットワークを完成し、ケルンまでの乗り入れを果たします。運行本数も増えると同時に、高速化も進められ、パリ〜ブリュッセル間は1時間25分に短縮されました。現在のThalysはベルギー、フランス、オランダ、およびドイツの各国鉄道会社によって共同経営されており、各国が誇るサービスがふんだんに施されています。
・パリ⇔ブリュッセル 1時間25分
・パリ⇔アムステルダム 4時間10分
・パリ⇔ケルン 3時間50分
・ブリュッセル⇔アムステルダム 2時間40分
   ※所要時間は時間帯により異なります
1等は飲物・食事つき(座席での食事サービス)

運転区間はこちら
イタリアレールスター


南北に長いイタリアの主要都市を高速で結ぶイーエススター。赤やグリーンを使った車内インテリアなど、イタリアならではの洗練されたデザインが数多くの旅行者を魅了しています。 最高速度300kmを誇るイタリア新幹線、ユーロスター。フィレンツェ、ローマなどイタリアの主要都市間を結んでいます。座席は全席指定で1等車と2等車があり、1等車では新聞や飲物のサービスがあります。同名の英仏間を結ぶユーロスターは別のもので、イタリアユーロスターの方が1年早い1993年開業です。イタリアの電車は時間にルーズだと言われますが、イタリアユーロスターは定刻運行に定評があります。主要駅の窓口は混んでいるのでチケットは事前購入をおすすめします。
全席指定/全席禁煙
スイス鉄道

スイスの鉄道、と聞くと真っ先に名前が挙がるのが、この氷河特急です。
実際に、年間約7万人以上の日本人が利用していて、海外の鉄道では、ユングフラウ鉄道と並ぶ最も人気がある列車です。「特急」と名が付いていますが、ツェルマット〜サンモリッツ間の約270kmをなんと8時間もかけて走る「超鈍足列車」です。平均時速は約34km/hで、別名「世界で最も遅い特急」とも呼ばれています。
これほどの鈍足にも関わらず、氷河特急が多くの旅人を魅了するのは、ゆっくりと走ることで、スイスの雄大な景色をより間近に感じることができるからに違いありません。氷河特急の始点と終点は、どちらもスイスが誇る魅力的な町です。ツェルマットは、マッターホルンの懐に抱かれたスイス屈指の山岳リゾート地。そしてサンモリッツは過去2度の冬季オリンピックの舞台となった町です。この両区間を乗車すれば、車窓からは291の橋と91のトンネルをはじめ、目を見張るような急峻な谷、高山植物の咲き誇る高原や箱庭のような町、万年雪をいただく高峰を眺めることができます。最高地点はオーバーラルフ峠の2033m、最低地点は604mと標高差1400m以上の千変万化するアルプスの光景が広がります。2006年には新型のパノラマ列車が運行を開始しました。ヘッドフォンから日本語での案内を聞きながら、天井近くまで大きく造られた窓に移り行く、雄大な景色を楽しむことができます。さらに、座席もしくは食堂車でのランチも魅力です。スイスのツェルマット〜クール、サン・モリッツを結ぶ「世界一遅い」特急列車。氷河特急の名前で親しまれていますが、正式名称はグレッシャー・エキスプレス。スイスを代表する人気列車のひとつです。291の橋を渡り、91のトンネルを抜け、ゆったりと標高2,033mのオーバーラルプ峠を越えて列車は進みます。車窓からは壮大なスイスアルプスが広がり、鬱蒼と茂る森やのどかな放牧地、急流や渓谷など表情豊かなスイスの大自然を体感することができます。サンモリッツとツェルマットというスイスを代表する2大アルペンリゾートを結ぶ伝統の横断ルート。7つの谷を越え、291の橋を渡り、91のトンネルを抜けて走る約7時間半の旅です。万年雪をかぶった名峰、鬱蒼としげる森林、緑あざやかな牧草地、山間の急流や渓谷など、絶景の連続です。快適なパノラマカーを予約すれば大きな窓から存分に風景を堪能できるでしょう。
TGV
フランスの高速列車で、Train a Grande Vitesse(高速列車の意)の略です。1・2等の全席予約制で、日本でいう自由席はありません。運賃の他に追加料金が必要です。最高速300km/hの高速新線を軸に、在来線を使って国内各地を結ぶほか、チューリッヒ(スイス)、ミラノ(イタリア)などにも乗入れています。パリからブリュッセル(ベルギー)、アムステルダム(オランダ)、ケルン(ドイツ)方面に乗入れる列車はThalys(タリス、造語で意味はない)と呼ばれ、特別料金が必要です。
 ユーロスターや、マドリッド―セビリア間を走る AVE(Alta Velocidad Espanola=スペインの高速列車の意)、2004年ソウル―プサン間に開業した韓国高速鉄道(KTX)も、TGVをベースにつくられています。

 TGVの手配はこちら
ユーロスター
ドーバー海峡下の海底トンネル「ユーロトンネル」を走る国際特急列車です。最高速度300km/h(ユーロトンネル内160km/h)で、ロンドン―パリウ間、ロンドン―ブリュッセル間を2時間前後で結んでいます。特別料金が適用され、発車30分前までにチェックインしなめればなりません。
ICE
ドイツの高速特急列車で、特別料金が必要です。最高速度は200〜280km/h。
ユーロシティー(EC)
ヨーロッパ各国の主要都市を結ぶ国際急行列車の統一呼称で、夜行(ユーロナイト Euro Night、EN)もあります。追加料金が必要です。
インターシティー
JRの特急にあたるヨーロッパ各国の国内急行のこと。ほぼ毎時同時刻発車のため利用しやすい。追加料金が必要となる。
クシェット
欧州全域(英国を除く)で運行されている簡易寝台車で、JRのB寝台と思えばよい。おおむね、4人か6人用のコーパートメントになっている。
Amtrak(全米鉄道旅客輸送公社の通称)
アメリカの各鉄道会社の連合体で、国庫補助により長距離列車を運行している。したがって大都市周辺の近距離鉄道はアムトラックの運営外となる。
Metroliner(メトロライナー)
ワシントン―ニューヨーク間を3時間で結ぶ特急列車(最高速度200km/h)で、双方から1時間ごとに発車している。
Acela Express(アセラエクスプレス)
ワシントン―ニューヨーク―ボストン間を走る「振り子式」の特急列車で、最高速度240km/h。
トーマスクック・タイムテーブルの見方
EXPLANATION OF SIGNS 時刻表にあらわれる記号の読み方
TRANSPORT SERVICES 列車の編成、車輌の種類など
1等車と2等車の直通車両(座席車)があることを示す。日本のJRの列車は、普通車とグリーン車に分けられるが、グリーン車はヨーロッパの1等車、普通車は2等に相当する。ユーロスター、タリス、AVEなどの高速列車のなかには、別の呼称、クラス分けを行っているものもある
2等車のみ
寝台車。ヨーロッパの寝台車は、各コンパートメント内に洗面台と鏡が備え付けられていて、設備、サービスともに申し分ない。それだけに料金の方は少々高く、ホテルに泊まるほうが安いこともある
クシェット。日本の通常のB寝台だと思えばよい。ただいカーテンはない。コンパートメント内には2段または3段のベッドが、それぞれ2列ずつ備え付けられている
食堂車。または座席での食事サービス(主に1等)
ビュッフェまたはカフェテリア車輌を連結。あるいは車内販売がある。
バスまたはコーチ(長距離バス)の便
船の便
空港
日祭日を除く毎日 ※   ※祝祭日についてはP.2参照
祭日を除く月〜金 ※
土曜を除く毎日
土日祭日のみ ※
日祭日のみ ※
@〜Fの数字は曜日を示している。@月曜 A火曜 B水曜 C木曜 D金曜 E土曜 F日曜
月〜木曜
OTHER SYMBOLS  その他の記号
予約が必要。ただし、イタリアやスペインの長距離列車、急行、特急などのなかには、このマークがなくても予約が必要な列車がある
国境駅
列車が停車しない、または他のルートを経由することを示す
この線で上記の列車が終わっている。以下に示されている列車と区別するための記号
列車番号。時刻表のアタマ、列車の種類が書かれた欄に太字で示されている
逆方向の便も同じ
脚注があることを示す記号。脚注には、車両編成、区間、その他注意事項が書かれてい◆の場合は列車番号で脚注が挙げられている
右の列へ続く
左の列へ続く